電気工事・設計・施工
スイッチを押せば灯りが点く電気は日々の生活の中のありふれた日常ですが、自然災害で電力がダウンしてしまったとき、この当たり前の日常が誰かによって支えられていることに気づかされます。
華々しいイメージはあまりありませんが、電気設備は建物を人体に例えるならば「神経」のように欠かせない設備です。
近年では建物自体や顧客様からのニーズも多様化しています。
弊社では1棟まるごとの総合電機設備から単体の設備まであらゆる電気工事に対応しています。
人々の生活や事業に欠かすことのできない電気設備をより高品質に、かつ安全に施工していきます。
弱電設備工事
弱電設備工事とは電気工事の一種であり、48V以下の電圧で使用される設備工事のことを言います。
具体的にはテレビ共同視聴設備工事、電話設備工事、防犯設備工事、インターホン設備工事、放送設備工事などが該当します。
一般的なコンセント工事などの電気工事とは異なり、電気工事業者の中でも弱電工事が扱える業者と扱えない業者がいます。
反対に強電工事では48V以上を扱う工事のことを言います。
建物の電気設備では強電工事と弱電工事の両方が入り混じっているものが多いので、両方の知識が必要になります。
空調設備工事
空調設備は正式には「空気調和設備」と呼ばれています。
空調設備工事業者は室内を心地よい環境に保つための作業、つまり空調設備の新規取り付け、古い設備の更新工事や配管工事、そして既存空調設備の保守点検やメンテナンスなど多岐にわたります。
戸建て住宅の空調設備からオフィスビルや工場、商業施設など大規模工事まで幅広い現場が対象になります。
近年では都市再開発計画などの建設ラッシュにより高層ビルやマンションなどからの需要も増えており、引く手あまたの業種と言われています。
スプリンクラー設備設置工事
火災が起こった際に煙を感知して散水をし初期の消火活動を助けてくれるスプリンクラーを見たことのある方も多いと思います。
焼死の原因の大部分を占める「一酸化中毒」を抑制することで、死者発生率を1/6まで抑えることができると言われています。
天井面に配管を通し、スプリンクラーを取り付けることで火災が発生したときにヘッド部分が熱によって破壊され、自動的に散水されます。
火災報知器と同じような形で設置されており、コンパクトながらも初期消火における効果は絶大なものです。
東京消防庁によるとスプリンクラー設備が設置されていると、初期消火成功率が約96%に上ると言われています。